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2017年12月20日 (水)

素数大富豪に興じる人々

この記事は素数大富豪 Advent Calendar 2017 - Adventarの20日目の記事です。

素数の魅力、素数大富豪のおもしろさは他の方々が大いに語ってくれているので、
ここでは「素数大富豪に興ずる人々」について書きたいと思います。

私の住む街では、月1、2回のペースで「素数大富豪で遊ぼう会」が開催されています。
とても楽しい会なので、私もできるかぎり参加しています。

素数大富豪で遊ぼう会にはいろんな人が集っています。

◎「素数大富豪っていうゲームがあってね。トランプゲームなんだけど、
口で説明しても伝わりにくいから、ちょっとやってみていい?」と、
押し付けがましくもなく遠慮がちでもなく、息をするように自然にトランプを取り出して軽く切り、
素数枚数配り始める人。(そうやって仲間を増やしては、この会に連れてくる)

◎数学得意そうなのにカード運が無いのか、山札から一枚引いては
「引かなきゃよかった…」
とボヤき、手札をどんどん増やして(察するに偶数ばかり引いてる)、挙げ句に
「これでどうだ!」
と出した「12121211(QQQJ)」が素数で、一躍英雄になる人。

◎手札を20枚以上にまで増やしておいて、7とか11とか、最後に付けたら素数になりそうな札を一枚除けておき、
残りの手札を全部シャッフルして、除けておいた一枚を最後に付けてバーンと出し、
当たれば喝采、外れれば「もう山札無いよー」とブーイングの嵐を巻き起こすギャンブラー。

でもこれが結構な割合で当たるのです。
そして見たこともないよな桁数の新たな素数を掘り当てて、周りの人も大喜び。

「素数大富豪は新たな素数と出会える『出会い系ゲーム』だ」と言われていますが、
新たな素数と出会ったときの喜び、それをその場にいるみんなで確認したときの盛り上がりったら相当なものです。
会場が静かなおしゃれカフェなんかだと、営業妨害になるんじゃないかと心配になるくらい。
「素数だー!」という雄叫びが響き渡ることもたびたびです。
お店のみなさん、いつも暖かく見守ってくださってありがとうございます。

なんだかね、素数大富豪で遊ぼう会は楽しいのです。
そして素数大富豪に興ずる人達はとても楽しそうで、幸せそうです。
私はそんな人達を眺めて楽しんでいます。

思うに、未知のものに遭遇したときの反応は、ざっくり分けて2つではないかと。
「得体の知れないものには近づかないでおこう、おっかない」と避ける。
「なにあれおもしろそう」と近づいて行く。
素数大富豪に興ずる人達は、どっちかというと後者なんじゃないかなあと。
リスクを避けるよりおもしろがろうという姿勢のある人が集まっているように感じます。

そして自分なりの楽しみ方を見つけていく。

◎自分の名前の語呂合わせを考え、それを使った語呂合わせの文章を考え出して
素数判定して「マイ素数大富豪素数」を見つけ出して行く人。

◎新たな倍数判定法を編み出して、ホワイトボードを使って参加者にプレゼンし始める人。

◎素数大富豪仲間に、手土産や誕生日プレゼントとして素数を贈る人。

素数大富豪アドベントカレンダーを読んでいると、これまたみなさんそれぞれに
いろんなことを考えて楽しんでいますね。語呂合わせ素数の表を作ってみたり。
集まって遊んでいるときは沈思黙考、只者ではない気配を漂わせながら淡々と勝っていくような人が、
頭の中ではこんなこと考えてんのかー、とブログを読んで思ったりしています。

おもしろがりな人達が、次は何をどんな風におもしろがるのか。
それを楽しみに、来年も素数大富豪で遊ぼう会に参加したいと思います。

なお、2017年の素数大富豪で遊ぼう会で最も印象的だったのは、
4月に颯爽と現れ、おもむろに小粋な合成数出しをきめて、
周りの社会人達を唸らせた高校一年生です。かっこいい。

明日はせきゅーんさんの「MATHPOWER杯2017の素数譜」です。
お楽しみに!

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